20代で金融資産1,000万円を目指そう | 新社会人からの資産形成4年目2023年6月

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エル・プサイ・コングルゥ。FP2級技能士兼一種外務員(未登録)のまっちゃです。

「純金融資産1,000万円」– この金額を聞いて、あなたはそれを多いと感じるでしょうか、それとも少ないと感じるでしょうか?

いずれの感じ方であれ、1つ確かなことは、20代でこの金額を持っていると、金銭的な不安は大幅に軽減されるということでしょう。

この記事では、僕、まっちゃが、どのように20代で純金融資産1,000万円を目指し、資産形成に取り組み、今どの程度その目標を達成しているのかを明らかにします。

僕と似たような状況にある方、あるいは同じく20代で純金融資産1,000万円を目指している方に、少しでも参考になる情報を提供できればと思います。

この記事でわかること
  • 20代で純金融資産1,000万円を目指す人の特徴
  • 20代で純金融資産1,000万円を目指すためにやるべきこと
  • 資産形成で参考になるマインドセット

プロフィール

まずは僕、まっちゃのプロフィールを簡単にご紹介します。

  • 満26歳
  • 外資系IT企業のITコンサルタント(という名のIT何でも屋)
  • 年収は約550万円
  • 東京都に住み、ひとり暮らし
  • 就職を機に石川県から上京
  • 奨学金などの大きな負債はない
  • 家賃を除く生活費は大体20万円
  • 家賃補助などの福利厚生はない

精神安定剤として、そしてもちろんお金を増やすために、金融などのお金の基本知識を学んで投資を始めました。お金は多ければ多いほどいいと思っています。そのために、常に新しいことを学び、それらを実際にやってみて、自分のお金を増やすことに力を入れています。

現在の資産額

記事を執筆している現在、僕の金融資産の総額は約250万円です。保有している金融資産の内訳は次のとおりです。

資産の種類保有額割合
預金・現金・暗号資産327,481円13.18%
投資信託1,393,750円56.10%
債権10,000円0.40%
年金740,242円29.80%
ポイント・マイル12,843円0.52%
合計2,484,316円100%

資産の大部分は投資信託や年金(iDeCoでの投資信託)といったリスク資産に投じられています。これらのリスク資産は全体の約85%を占めています。

まっちゃ
まっちゃ

若いうちはリスク資産に投資し、リターンを追求すべき」というのが僕の方針です。しかし、一方で現金や国債といったリスクの低い資産の割合も増やしたいと考えています。理想的には、自分の年齢に合わせて、26%くらいの割合を無リスク資産にすることが望ましいと思っています。

まっちゃ
まっちゃ

Twitterや資産を公開しているブログなどを見ていると、すでに金融資産額が1,000万円を超えている人たちばかり、驚きが隠せません。僕も負けじと増やしていきたいですね。

全国の20代単身世帯の金融資産保有額

家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果によると、全国の20代単身世帯の金融資産保有額は次の表のとおりです。

金融資産保有額割合
金融資産非保有42.1
100万円未満22.6
100~200万円未満11.5
200~300万円未満6.4
300~400万円未満4.6
400~500万円未満2.6
500~700万円未満3.6
700~1,000万円未満2.6
1,000~1,500万円未満1.1
1,500万円~2,000万円未満0.4
2,000~3,000万円未満0.4
3,000万円以上0.5
無回答1.8
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果の各種分類別データ(令和4年)シート4「金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) <問2(a)>をもとに筆者が作成

これを視覚的にわかりやすくするために、円グラフにしてみましょう。

家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果の各種分類別データ(令和4年)シート4「金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) <問2(a)>をもとに筆者が作成

ちなみに、平均値は176万円、中央値は20万円です。

20代単身世帯の約65%が金融資産保有額100万円未満だということを踏まえると、250万円という僕の保有額は平均値や中央値より多いと言えます。

保有金融資産の推移

2020年4月に新社会人としてスタートした僕は、上京するための引越し費用や賃貸契約の初期費用などで、ほぼ貯金ゼロの状態で東京生活を開始しました。

金融資産の管理と記録を始めたのは、マネーフォワードを利用し始めた2020年10月からです。そのため、上記の金融資産の推移グラフは10月から始まります。

毎月コツコツと積み立てた結果、約1年後の2021年12月には、金融資産が100万円を超えました。さらにその約1年後の2023年4月には金融資産200万円を突破しました。そして現在も積み立ては続けています。

目標達成のためにやっていること

金融資産を増やすために、僕が主に行っていることは次の5つです。

  1. つみたてNISA:毎月50,000円投資
    SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド:毎月43,334円投資
    SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド:毎月6,666円投資
  2. iDeCo:毎月23,000円投資
    eMAIXS Slim 全世界株式(除く日本):毎月23,000円投資
  3. ふるさと納税:寄付金額上限まで
  4. Bitcoinつみたて:毎月10,000円投資

また、余裕があるときには、無リスク資産の定期預金にも一部資金を振り分けています。

これらの方法によって、毎月合計で83,000円を投資しています。これは年間で996,000円に相当します。金融資産の増加は一日にしてならず。このように地道に積み立てることが大切です。

目標達成率

僕の現在の金融資産額は約250万円で、目標としている金額は1,000万円です。この目標額までの達成率を計算し、自分が目標達成までどの程度進んでいるのかを見てみましょう。

250万円 / 1,000万円 = 0.25、つまり25%

つまり、目標の1/4を既に達成しているということです。しかし、まだ残り3/4の750万円を節約・投資を通じて増やさなければなりません。

30歳まであと約3.5年ありますから、これは毎年約214万円、つまり毎月約18万円を貯蓄・投資に回さなければならないことを意味します。これは現在の年収の約40%に相当します。

まっちゃ
まっちゃ

不可能な積立額ではありませんが、人生が薄味になってしまうくらい節約する必要が出てきそうなので、ここまでの額を現時点では投資する予定はありません。

このように具体的に目標と現状を見ることで、目標達成のためにはどれほどの努力が必要かがはっきりとわかります。一歩ずつ、着実に進んでいきたいと思います。

現実とのギャップ

金融庁の資産運用シミュレーションを使い、約4年で750万円を貯めるためには毎月どれほど積み立てる必要があるのかを計算してみました。

想定利回り(年率)3%の場合

シミュレーション結果によると、想定利回り3%で4年間積み立てて目標金額の750万円を達成するには、147,257円毎月積み立てる必要があります。

想定利回り(年率)5%の場合

想定利回り5%で4年間積み立てて目標金額の750万円を達成するには、141,470円毎月積み立てる必要があります。

想定利回り(年率)7%の場合

想定利回り7%で4年間積み立てて目標金額の750万円を達成するには、135,847円毎月積み立てる必要があります。

これらの数字から明らかなように、現在の毎月83,000円の積立金額では、目標の1,000万円を達成するのは難しいと言わざるを得ません。それぞれの年利を見込んだ場合でも、現状の積立金額に比べて、最低でも約53,000円から64,000円程度の積立金額の増加が必要となるわけです。

この積立金額のギャップをどのように埋めるかについては、次のセクションで考えていきたいと思います。

現実とのギャップ

積立金額を増やすためにできるアクションを考えていきましょう。

その1
支出を減らす

これは基本的なアクションで、一番実行しやすく、効果も早く出ると言えます。

例えば、食費を減らすために自炊を増やす、不要なサブスクリプションを見直す、節水や節電を心掛ける、などの方法が考えられます。

また、ライフハック情報を提供するYouTubeチャンネルやブログなどを参考に、さらなる節約テクニックを身につけることもおすすめです。

月に1,000円支出を抑えれば、年間で12,000円積立額を増やせます。
月に10,000円支出を抑えれば、年間で120,000円積立額を増やせるのです。

まずは両学長のこの動画リストの動画をすべて視聴して、支出を減らしてみましょう。

まっちゃ
まっちゃ

いまだに大手キャリアの通信プランで携帯電話を無意味に契約している情弱さんはいませんよね?

その2
副収入を得る

副収入は時間と労力を要しますが、一度流れができてしまえば安定した収入源になりえます。

不要な物をメルカリで売却したり、自分のスキルや知識をオンラインで販売したり(例えば、自分のブログを開設したり、フリーランスとして仕事を受けたり)、投資することも1つの手段です。

その3
本業の給料を増やす

スキルアップやキャリアデベロップメントを通じて、昇進や昇給を目指しましょう。

そのためには自己投資も重要です。また、増加した収入を生活レベルの向上に使うのではなく、資産形成に向けて使うことが大切です。

その4
マインドセットを変える

僕はミニマリストしぶさんほどのミニマリストではありませんが、所有しているものは普通の20代より少ないと自負しています。

身の回りのものを本当に必要なものだけにしたら、無駄なものが増えることがイヤになり、無駄な買い物を避けるような振る舞いをするようになりました。

僕が気をつけていることを以下に紹介します。

  1. 物より経験にお金を使う
  2. リセールバリューの高いものを買う
  3. 必要なものを必要なときに必要なだけ
  4. なにか物が増えたら、なにか物を減らす
  5. 妥協した買い物をせず、本当に欲しい物を買う

普段からこれらのことに気をつけていると、金銭的に豊かになるだけでなく、精神的にも豊かになれると確信しています。

資産形成のために参考にしている人たち

マコなり社長


マコなり社長は、株式会社divの元代表取締役で、「マコなり社長」というYouTubeチャンネルを運営しています

彼の合理的な考え方やマインドセットには賛同できる部分が多く、僕の仕事上での振る舞い方や考え方に大きな影響を与えています。僕は彼にある種の憧れのようなものさえ持っています。

両学長

マネーリテラシーの高い人なら知らない人はいないであろう両学長ことライオンです。

彼は、自身の豊富な知識と経験をもとにした明快なアドバイスで、一般人が金融知識を習得するのを助けるためのYouTubeチャンネルを運営しています。

僕自身も彼の動画をすべて視聴し、それぞれのトピックから得られる洞察により、自分のマネーリテラシーを大幅に向上させられました。

マネーリテラシーに自信のない人は、まずは彼の動画をすべて視聴しましょう。すべて視聴する頃には、マネーリテラシーが常人の数十倍、いや、数百倍に高まり、将来的に大きな差がつくことまちがいなしです。

Fラン大学就職チャンネル

Fラン大学就職チャンネルでは、いらすとや等のイラストを使ったアニメーションで時事問題から金融の歴史までの幅広い動画コンテンツを投稿しています。

このチャンネルでは、「いらすとや」などのイラストを用いて一見難しそうな経済や金融の内容も、見て楽しみながら理解しやすくなっています。就活生でなくても楽しめる内容の動画が多いので、ぜひ見てみてください。

まとめ

30歳までに1,000万円を貯める目標達成のため、現状と目標までのギャップを見つめ直し、新たな資産形成のアクションプランを確認しました。

これには支出削減、副収入の獲得、本業の給料増加、そしてマインドセットの変革が含まれます。さらに、マコなり社長や両学長といったYouTuberたちのアプローチも参考にしました。

残りの道のりはまだ長いですが、積極的に行動に移し、一歩ずつ目標に近づいていくつもりです。みなさんも一緒にがんばりましょう!

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