火災保険を使って賃貸マンションの床のキズを補償してもらった話

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

やっはろー、まっちゃです。

火災保険は名前の通り火災による被害に対する保障のみだと思われがちですが、実は様々なトラブルに対する補償が含まれています。例えば、床にキズをつけてしまった場合の修理費用も補償の対象になります

今回は、僕が賃貸マンションで床にキズをつけてしまった際に、火災保険を利用して補償してもらった話をご紹介します。

火災保険を活用する際には、保険の内容をきちんと把握し、被保険者の故意ではないこと(偶発的な事故)であることを確認することが大切です。

退去時に高額な修理費用を請求される前に、火災保険が利用できないかチェックしてみましょう。

保険会社に連絡する前に

床にキズをつけてしまった場合は自分で修理することは避け保険会社に相談して補償を受けることを検討しましょう。ただし、保険金を受け取るためには、保険会社の定める手続きに従う必要があります。

保険内容によっては床のキズの修理がカバーされていない場合もあるため、保険会社に連絡する前に、保険の内容を確認することが大切です。保険内容は保険証券で確認できます。保険証券は紙の場合やオンラインの場合があり、僕の場合はオンラインで保険証券を閲覧できました。

また、保険会社に連絡する前に、キズが付いた日時や状況、キズの写真を事前に準備しておくことで、スムーズな手続きができるようになります。写真には、キズの大きさや場所が分かるように、できるだけ詳細に撮影するようにしましょう。写真はキズがついた箇所を俯瞰的に撮影したものと、キズの詳細を撮影したものの2種類があるとよいでしょう。

補償に至った経緯

2022年8月21日にソファーを購入。リビングにはデスクチェアしかなかったので、リラックスする場所用にソファーを購入しました。

しかしながら、ソファーの底から針金が飛び出していて、組み立てるときに移動した際に床にキズがついてしまいました。

まっちゃ
まっちゃ

キズがついてしまったときは、退去時の費用が増えてしまう…と落ち込んだものです。

実際のキズ

床に傷がついたときすぐに製造元に連絡していれば、製造元から補償を受けられたのかもしれませんが、おろかにも何もせず放置してしまいました。

まっちゃ
まっちゃ

このようなことがあったら、まずは製造元や販売元に連絡しましょう。

2023年のある日、結局ソファーはあまり使わなかったのでメルカリで売却しました。そのときに床のキズのことをふと思い出し、火災保険でどうにかできないかと考えるに至ったのです。

そこで、はじめはキズを自分で修理することを検討したのですが、キズの中には深いものがあったりしたので、下手な修理をして余計に修理費用が掛かったりするのを避けるために、火災保険について調べ、床のキズの修理費用を保険会社に補償してもらおうと決めました。

キズがついたのは2022年8月であり、事故発生から時間が経っていたため、補償されるかどうか不安でしたが、幸いにも保障されることが決定しました。

火災保険による補償の流れ

補償の流れは次のように進みました。

保険会社に事故(床のキズの発生)について連絡

保険会社の事故受付専用ダイヤルに電話をかけ、床にキズがついてしまい、それが補償の対象になるかという内容で問い合わせました。問い合わせの結果、その床のキズは被保険者(つまり僕)の故意によるキズではないので、補償の対象になると伝えられました。

キズの詳細の提供と建物賃貸借契約書の提出

後日保険会社から電話がかかってきて、キズがついた時の状況や日時を説明しました。あわせて、賃貸契約の内容確認のために建物賃貸借契約書のコピーの提出も求められました。

修理見積もりの提出

保険会社に「建物の管理会社に連絡して、修理の見積もり書を作成してもらってください」と言われました。保険会社はこの見積書の金額を確認して補償をおこないます。

指示通りに建物の管理会社に連絡して事情を説明し、キズの写真を送付して修理の見積書を発行してもらいました。

修理の見積書の送付

後日、建物の管理会社から修理の見積書を受け取りました。

修理費用は概ね相場くらいの請求金額だったのでホッとしました。

修理費用は退去時に請求されると管理会社から伝えられたので、このときはこの請求金額が保険会社から僕に支払われると思っていましたが実際にはそうではありませんでした。

見積書を保険会社に提出

管理会社から受け取った見積書を保険会社に提出し、返答を待ちます。

保険会社が管理会社と直接やり取りをして今回の事故は解決

保険会社によると、保険金は実際に発生した費用に対して支払うとのことだったのでした。つまり、実際に修理をおこない、それに伴い発生した費用を補償するとのことだったのですが、僕はまだ今のマンションを退去する予定はなく、どうすればよいかわかりませんでした。

そのように伝えると、保険会社から「私たちの方から管理会社に直接連絡していい感じに手続きすることもできます」と伝えられたので、僕は保険会社に管理会社の担当者名を伝えて後のことはおまかせすることにしました。

この保険会社と管理会社は懇意にしている関係らしく(賃貸で部屋を借りる時に加入する火災保険はだいたいズブだと思います)最終的には、保険会社と管理会社双方で話をつけてくれることになりました。

後日、管理会社から僕に連絡があり、僕の退去時に保険会社から修理費用を管理会社に直接振り込むことになり、退去時に僕には請求しないと伝えられました。

まとめ

今回の記事では、僕が火災保険を使って賃貸マンションの床についてしまったキズを補償してもらった時のことをご紹介しました。

多くの人が賃貸マンションを借りる時に火災保険に入りますが、実際に被害を補償してもらった人は少ないと思います。火災保険には決して安くはない金額を定期的に支払っています。保険の内容をきちんと把握し、受けられる補償は受けましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です