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こんにちは。まっちゃ (@animistz_)です。
この記事では、コンパクトサーマルプリンター「Phomemo M02 Pro」をレビューします。
勉強用にモバイルプリンターの購入を検討しています。モバイルプリンターについて調べていると、Phomemo M02 Proというプリンターを見かけたのですがどんな感じでしょうか?
- Phomemo M02 Proの概要
- 実際に使ってみた感想
- 良い点と改善点
- M02 ProとM02 Sの違い
この記事を読み終えるころには、M02 Proの特徴とメリットと改善点を理解でき、さらにはM02 Sとの違いもわかるようになります。
ではさっそく見ていきましょう!
製品概要
Phomemo M02 Proは、コンパクトで軽量な、持ち運びにも便利なサーマルプリンターです。
M02 Proを使えば、Bluetooth経由でスマートフォンやタブレットに接続すれば手軽に高品質な印刷ができます。
資格勉強する人や手書きの手帳を使っている人に最適です。
プリンターの解像度は304dpiで、細かい文字やイラストも鮮明に印刷可能です。内蔵の1,000mAhリチウムイオンバッテリーは長時間の使用に耐え、自宅での利用に限らず持ち運びにも適しています。
サイズは85mm x 85mm x 46mmとコンパクトでポケットやカバンに簡単に収納できるので、外出先や学校、職場でも手軽にメモや写真を印刷できます。
大きさはコンビニおにぎり位で、重さはコンビニおにぎり2個分位の感覚です。
M02 Proは、専用のPhomemoアプリを通じて200種類以上のテンプレートや1,300種類以上の素材、スタンプなどから自分の好みの素材を選択して簡単に印刷できる点も魅力的です。
アプリを使って、メモやリスト、グラフィックなどをわざわざネット上から印刷することを探すことなく、必要な素材を簡単に印刷できます。
製品名 | Phomemo M02 PRO Mini Thermal Printer |
メーカー | Phomemo(フォメモ) |
サイズ | 85mm x 85mm x 46mm |
重量 | 190g |
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 1,000mAh |
入力電力 | 5V/2A |
印刷方法 | 感熱式 |
印刷紙サイズ | 15/25/53mm |
印刷スピード | 10-15mm/s |
充電端子 | USB Type-C |
解像度 | 304dpi |
接続方法 | Bluetooth |
サポートシステム | iOS 13.0 / Android 7.0 以上 |
公式商品ページ | https://phomemo.com/ja-jp/products/m02-pro-portable-printer?variant=43397084446949 |
開封
内容物は次の通りです。
- M02 Pro 本体 x 1
- USB Type-C 充電ケーブル x 1
- ペーパーホルダー(本体に装着済み) x 1
- ホワイトステッカー感熱紙(サンプルとして本体内に付属)
- 取扱説明書
外観とデザイン
Phomemo M02 Proは、コンパクトでシンプルな本体デザインが特徴です。サイズは85mm x 85mm x 46mmで、手のひらに収まるサイズで重量も190gのため持ち運びに便利です。
公式では重量が190gと紹介されていますが、実測では印刷紙を除く本体のみで200gちょっとでした。
本体は滑らかで丸みを帯びたデザインをしており、エッジのないデザインは触り心地が良く、かわいらしさもあります。
本体上面には電源ボタンが配置されており、長押しで電源をオンにすると白色のLEDが点灯します。
本体左側面のレバーをスライドすることで本体が開き、感熱紙を交換できます。
感熱紙を交換する時はペーパーホルダーを取り出し、感熱紙部分のみを交換して再度プリンターにセットします。
セットアップと接続
印刷を開始するには、App StoreもしくはGoogle PlayからPhomemoアプリをダウンロードして、プリンターとスマートフォンやタブレットを接続します。
印刷性能
印刷品質はテキストやイラストの場合、フォントの細部までキレイに印刷され、視認性が高いです。
小さいテキストや細かな装飾が含まれる画像でもつぶれることなく印刷されるので、暗記用のシートや手帳用のステッカーや装飾にも適しています。
上記の画像は、近所のラーメン屋で撮影した写真を印刷したものです。複雑な写真などはあまりキレイに印刷できないようです。麺の部分もチャーシューの部分も画像の濃淡を表現するために画像にノイズが出てしまっていますね。
M02 Proは写真の印刷よりは、シンプルな画像やイラストを印刷するのに適しているといえるでしょう。
印刷速度は約10-15mm/sとスムーズで、1ページあたりの印刷時間も短く済みます。
Phomemo M02 Proは3種類 (15mm, 25mm, 53mm) の印刷紙サイズに対応しています。
普通の感熱紙に加えて、シールとして使用できるシール紙や色付きの印刷紙、透明な印刷紙などにも印刷可能です。
用紙の交換も簡単で、用途に応じて柔軟に対応できます。
印刷時の騒音は感熱式で印刷するので、インクジェットプリンターのような騒音は発生しません。
ノイズレベルも低く、静かな環境でも気になりません。図書館やカフェなどの静かな場所でも気兼ねなく使用できるため、外出先での学習や作業にも適しています。
バッテリー性能
内蔵の1,000mAhリチウムイオンバッテリーは、長時間の連続使用に耐える優れた性能を持っています。
フル充電で6時間から8時間の連続使用が可能で、頻繁に充電する手間を省けます。これにより、長時間の学習セッションや外出先での使用でも安心して使用できます。
僕は普段Ankerの高速充電器を使っているので、これで充電できると思っていたのですが、充電できませんでした。サポートに問い合わせてみましたが、商品ページに記載がある通り、5V/2Aの充電器で充電してくださいと言われました。
というわけで、急きょCanDoで充電器を購入して使用したところ、正常に充電できました。
スマートフォンを購入した際に付属してくる充電器などで充電できると思います。
アプリの機能性
専用のPhomemoアプリは、印刷内容のカスタマイズを簡単に行える点も魅力です。多彩なテンプレートやフォント、グラフィック機能を利用して、自分だけのオリジナルメモを作成できます。
テキスト編集や画像のトリミング機能も充実しており、印刷前に細部まで調整できます。
アプリから取扱説明書を見たり、サポートを受けたりできます。
実際の使用感
僕はM02 Proを2024年10月の宅建試験合格に向けた学習で使用しています。宅建試験では暗記すべきことが多いので、暗記したい表や用語を印刷して壁に貼り付けて必要に応じて見返しています。
M02 Proは画像やイラストをノートや手帳に貼り付けるのにも活躍します。
上記画像では印刷したものをのりで貼り付けていますが、Phomemoでは普通の感熱紙に加えてシールタイプや色のついた感熱紙も販売しているので、用途に沿って感熱紙を切り替えて使用することもます。
M02 Proはコンビニおにぎりくらいのサイズ感で重量は200g程度と、小さなバッグに入れても簡単に持ち運べて、お出かけしたときも気軽に印刷したいものを印刷できます。
ユニクロのミニショルダーバッグに余裕で入ります。
良い点と改善点
- 高解像度の印刷
コンパクトでありながらも、小さな文字や複雑なイラストでも解像度高く印刷できます。 - 持ち運びやすさ
コンビニおにぎり2個分のサイズかつ重量で、外でも手軽に使えます。 - アプリが使いやすい
自分が行いたい作業を直感的に実行できます。 - USB Type-C充電
microUSBとはおさらばです。USB Type-Cケーブルですべてのデバイスを充電しましょう。ちなみに、低価格機種はmicroUSBが採用されています。
- 高速充電非対応
高速充電に対応している充電アダプターを使用すると充電できない場合があります。 - カッターの切れ味が悪い
安全のためかカッター部分の切れ味があまり良くなく、勢いよく切り取ろうとすると紙がちぎれてしまいます。 - 日本語訳がおかしい
説明書やアプリ内の日本語訳が機械翻訳されたような不自然な日本語になっています。気になる人は英語などの別の言語に切り替えたほうが良いかもしれません。
翻訳されていなかったり
翻訳が変なテンプレートがあったりします。
M02 ProとM02 Sの違い
ネット上やAmazonのQ&Aでは、M02 ProとM02 Sの違いは本体デザインだけだという見当違いなコメントを見かけます。
さらには、Phomemo公式サイトとAmazonの商品ページで説明が異なっていたりと、Phomemoという会社の製品説明に対するチグハグさには残念です。
M02 ProとM02 Sの主な違いは次の2点です。
- 本体デザイン
- 充電端子の種類
M02 ProとM02 Sの最も大きな違いはその本体デザインです。
M02 Proはミニマルなデザインで、余計な装飾などがなく分厚いはんぺんのようなデザインをしています。その一方、M02 Sはエアメールのような外観をしていて、デスク上においておけばインテリアとしても楽しめる遊び心のあるデザインです。
Phomemoの公式ページを見てみると、M02 ProとM02 Sの違いは本体サイズと充電端子の種類のみであることがわかります。普段からUSB Type-Cで充電している人は、M02 Proを選んだほうが余計なケーブル管理の手間が減ります。
M02 Sの本体デザインが好きな人やmicro USBでの充電でも大丈夫な人はM02 Sを購入したら良いでしょう。
まとめ
この記事ではPhomemo M02 Proについてご紹介しました。
M02 Proの良いところは次の4点です。
- 高解像度の印刷
- 持ち運びやすさ
- USB Type-C充電
- アプリが使いやすい
M02 Proの改善してほしい点は次の3点です。
- 高速充電非対応
- カッターの切れ味が悪い
- 日本語訳がおかしい
Phomemo M02 Proは、1万円を切る低価格で軽量コンパクトなサーマルプリンターを探している人にピッタリの製品です。
勉強用や手帳用にモバイルプリンターを探している方は、ぜひPhomemo M02 Proをチェックしてみてください。