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こんにちは!ブログ「あにみす」の管理人まっちゃ (@animistz_) です。
アメックス・グリーンの特典と月会費が釣り合っていないように感じていて、カードを解約するか迷っています。同じような悩みを抱えている人の意見を聞きたいです。
アメックス・グリーンを契約したは良いものの、グリーン・オファーズの内容があまり魅力的でなかったり、月会費以外にもさまざまな費用が必要だとわかったりして、アメックス・グリーンがお得じゃないと感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、上記のようなアメックス・グリーンの解約に関する悩みについてお答えします。
- アメックス・グリーンを解約した5つの理由
- グリーン・オファーズの内容
- 月会費以外に必要な費用
アメックス・グリーンは会費が年間払いから月払いに変更されて、加入のハードルが下がりました。この変更を機会にアメックス・グリーンを契約した人は多いのではないでしょうか。
僕もその1人です。
ただ、月に1,100円といっても年間で換算すると13,200円。これは一般的なゴールドカードと同等かそれ以上の年会費です。
比較的高額な会費を支払っているので、その費用がカードの特典に見合っているか考えることは重要です。使い方によってはカードをお得に利用できないかもしれませんからね。
カードから得られるメリットとデメリットを良く比較して、賢くクレジットカードを利用していきましょう。
グリーン・オファーズの内容が魅力的じゃない
僕がアメックス・グリーンを解約した1番の要因は、グリーン・オファーズの内容がまったく魅力的ではなく、月会費に見合っていないと感じた点です。
記事執筆時点 (2024/04/30) のグリーン・オファーズの内容は次のとおりです。
- 2 for 1 ダイニング by 招待日和
厳選されたレストランを2名以上で予約すると、1名分のコース料理代が無料になる - 対象レストランでの食事が15%オフ
- 食事メニューご注文で、コーヒー1杯サービス
TRANSIT GENERAL OFFICEが手掛けるレストラン・カフェで優待特典を利用できる - ベネフィット・ステーション
毎月100ベネポ進呈、本の要約サービス flier(シルバープラン)がセットで月額330円(税込) - スニーカーダンク
新規登録で最大5,000円オフクーポン進呈 - ホテル「sequence」特別宿泊料金の提供
- オンラインフィットネス「トルチャ」新規入会で2か月無料、3か月目以降は月額料金1,980円(税込)
- サマリーポケット
新規ご登録で、24か月間、1箱目の保管料が月額110円(税込)
さらに、3月25日~6月28日の間に新規ご登録&集荷完了で1箱目の保管料が最大6か月間実質無料になる - メルセデス・ベンツ レント
100円ご利用ごとに5ポイント - エノテカ・オンラインで5%オフ
- menuクーポン進呈
menu新規登録で合計2,400円オフクーポン進呈
menu passのご利用で毎月300円クーポン進呈 - ラクサス割引ポイント
新規ご登録で3か月間月額料金が1,100円(税込)で利用できるラクサス割引ポイントをプレゼント - KARITOKE割引ポイントプレゼント
新規登録で月額料金が初月80%オフ、2~3か月目50%オフで利用できる割引ポイントをプレゼント - Berlitz新規入学で受講料10%オフ
- ノートンセキュリティソフト対象商品を1年目特別価格で提供
上記のオファーに毎月1,100円、毎年13,200円の会費を支払ってまで利用したいサービスはありますか?
正直なところ、招待日和以外は一度も利用したことがありませんし、その他のオファーは魅力的とはいえない微妙なサービスばかりです。
グリーンカードを持つ人のターゲットを絞らず、いろいろな人へ向けたサービスにした結果(?)、中途半端なオファーが乱立し、別にアメックス・グリーンじゃなくても提供できそうなサービスばかりが並んでいたのは、カード所有者として大変残念でした。
招待日和以外のオファーをつかっている人はいるんですかね?
アメックス非対応の店がある
アメックスはJCBと提携しているので、JCBが使えるお店であれば、アメックスも基本的に利用できます。
しかしながら、決済端末が古いものだったりするとJCBのマークがあってもアメックスで決済できないことがあります。
オンラインショッピングでもアメックスが対応していないサイトも存在するので、幅広いジャンルのお店で決済することを考えると、クレジットカードブランドはやはりVISAやMastercardの方が安心して利用できますね。
年間4万ポイントまでしかANAマイルに交換できない
アメックスのANAマイルへの交換レートは比較的高いですが、ANAマイルへ交換できるのは年間4万ポイントまでです。それ以上のポイントを交換するには次の年まで待つ必要があります。
アメックスの魅力といえばポイントのマイル交換レートの高さです。
メンバーシップ・リワード・ANAコースに登録すれば、1ポイント=1マイルのレートで交換できるのは、アメックスカードの魅力の1つです。
ただ、このポイント交換には1年間でマイルに交換できるポイントは4万ポイントまで(ANAアメックス以外)という制限があります。
せっかくポイントをたくさん貯めても、1年間で4万ポイントまでしか交換できないので、航空券をマイルで支払おうと思って4万ポイント超貯めていても、4万ポイントを超えたポイントは、その年に交換できません。
これでは、旅行の計画立てに影響が出るかもしれません。
僕は、4万ポイントよりも多くのポイントを貯めてからまとめてANAマイルに交換して海外旅行に利用しようと思っていたのですが、年間マイル移行上限ポイントは4万ポイントで、1ポイントを1マイルのレートで交換するには年間5,500円の登録料が必要と知り、その制約や費用を考慮した結果、割に合わないと感じ解約するに至りました。
1ポイントを1マイルのレートで交換するにはメンバーシップ・リワード・ANAコースに登録する必要があります。
このコースに登録するには通常の月会費とは別に5,500円の登録料が必要です。
5,500円分のポイントを貯めるには550,000円のカード利用が必要だと考えると(100円で1ポイント獲得の場合)、この登録料はとても高額に感じてしまいます。
このように、ANAマイルへの交換レートは良いものの、年間交換ポイント数の上限があったり、高額な登録料を考えたりするとあまりお得ではないように感じました。
年会費以外に必要な費用が多い
アメックス・グリーンをお得に使うには、月会費1,100円の他にも費用がかかる場合があります。ただでさえ比較的高額な会費を支払うのに、それに加えて各種登録料がかかるのはお得さに欠けるます。
- ポイントの有効期限を無期限化したりポイント交換レートをアップさせる「メンバーシップ・リワード・プラス」は年間3,300円
- 1ポイントを1マイルのレートで交換するために「メンバーシップ・リワード・ANAコース」は年間5,500円
メンバーシップ・リワード・ANAコースは交換したい年だけ登録すれば良いかもしれませんが、メンバーシップ・リワード・プラスは損益分岐点カード利用額を考慮すると加入必須級です。
もし2つとも登録した場合は、通常月会費1,100円(年間13,200円)に加えて、メンバーシップ・リワード・プラスとメンバーシップ・リワード・ANAコースと登録料を合わせた8,800円の追加費用が必要となり、年間で合計22,000円かかるということです。
仮にメンバーシップ・リワード・プラスに加入して100円=3ポイントの対象店舗で購入し続けていた場合、年間にかかる費用をポイントでペイするには約73万円のカード利用が必要です。
対象店舗以外での購入の場合、100円=1ポイントなのでより多くのカード利用が必要です。
いずれのサービスも月会費に含まれていてもおかしくない程度の内容なのに、月会費とは別に登録料が必要なのは納得がいきませんでした。
アメックスだから得をするという場面はなかった
いわゆるステータスカードであるアメックスを持つことによって、店員の反応や態度、周りの人の自分に対する見方が少しは変わることを正直なところ期待していましたが、そんなことはまったくありませんでした。
人は愚かなものです。特に自分。
多くの人は、他人のクレジットカードの種類なんてそもそも気にしていません。
あなたが使っているクレジットカードが例え楽天カードであろうとアメックス・グリーンであろうと、センチュリオンカードであろうと、普通の人はその違いすらわからないのが現実です。
エイベックスの松浦会長ですら使用しているカードは楽天カードです。
クレジットカードの種類程度であなたの価値は上がらないし、マウントは取れません。
このように、ステータスカードと呼ばれるアメックスカードを持っていても、あなたのステータスが上がるわけでも、まわりの反応が変わるわけでもありません。
見栄のためにアメックスカードを契約したのであれば、そんなことに見栄を張らず、その会費を別のことに使ったほうがよいです。
まとめ
この記事では、僕がアメックス・グリーンを解約した5つの理由をご紹介しました。
- グリーン・オファーズの内容が魅力的じゃない
- アメックス非対応の店がある
- 年間4万ポイントまでしかANAマイルに交換できない
- 年会費以外に必要な費用が多い
- アメックスだから得をするという場面はなかった
特に、1の「グリーン・オファーズの内容が魅力的じゃない」というのは致命的で、アメックス・グリーンを所有する意味を大きく削ぐ原因となりました。
僕には合わなかったというだけで、もちろんこれらのオファーを魅力的に感じる人はいると思います。
オファーの内容と月会費、その他の費用などを比較検討してみて、お得だと感じるのであればアメックス・グリーンの契約継続を検討しても良いでしょう。
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