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この記事はこんな人におすすめ
- 初期費用を抑えて上京したい人
- オンライン内見で交通費と手間を削減したい人
- OHEYAGOってどんなサービスなのかを知りたい人
- 内見なしでもいいから自分の希望の物件に住みたい人
- 仲介手数料にウンザリ。仲介手数料0円や安い仲介手数料で賃貸契約をしたい人
OHEYAGO利用の背景(読み飛ばしてOK)
僕はコロナウイルスがはやり始めた2020年にとある外資系SIerに入社しました。入社式や研修はすべてオンラインで行われました。
研修中、研修終了後もずーーーっとリモートワークが続き、2021年6月に、とあることがきっかけでいったん実家に帰ろうと決意します(実家からリモートワークをするの意)
決意した次の日には賃貸の解約、引っ越し業者の予約を行い、7月上旬には実家に戻ってきました。
そして時は過ぎて2022年1月。実家が比較的田舎にあるということもあり、東京に戻りたい欲求がでてきました(もともと時期を見計らって東京に戻るつもりでした)
できるだけ初期費用を抑えて再び上京しようと思い、YouTubeを漁っていると、両学長の動画でイエー!というサービスを知り、はじめはこちらのサービスを利用していました。
あるとき、物件を探しているとオヘヤゴーを発見し、気になっていた新築物件のURL(SUUMO)を送ってみました。これがオヘヤゴーとの出会いでした。
オヘヤゴーとは
オヘヤゴーの概要は、こちらの動画を観ていただけると理解しやすいです。
オヘヤゴー利用の流れ
僕がオヘヤゴーを利用した時の流れは次のとおりです。
まずは公式サイトのリンクもしくはQRコードから公式LINEアカウントを登録します。
見積もり書を確認して問題がなければ、先行申込の意思表示をします。すると、未内見承諾書が送られてきて、同意する場合は記入して送り返します。ここまですべてオンラインで完結しています。
先行申込が完了すると、入居審査が始まります。入居審査にかかる時間は管理会社や大家によって異なります。僕の場合は、審査開始から終了までおよそ1週間かかりました(比較的長い方?)
審査が完了したら入居日を決めます。通常入居日は申込日から2週間以内の指定を求められます。
契約開始日が決まると、今までのチームとは違う契約サポートチームから連絡が来ます。
契約はGoogle Meetを使ってオンラインで行われ、このチャットのやり取りで契約の希望日を伝えます。
契約日は送られてくるGoogle MeetのURLをクリックし、ミーティングに参加します。
契約のミーティングでは宅地建物取引士が宅地建物取引士証を提示の上、契約内容の説明や重要事項の説明を行います。
いわゆるIT重説というやつです。
鍵の受け取り方法は、郵送もしくはオヘヤゴーのオフィスでの直接受け取りのどちらかを選択できます。
僕は東京から離れている場所に住んでいるため、郵送での受け取りを選択しました。
鍵を受け取ったらオヘヤへゴーです。
オヘヤゴーの良かったところ
- 物件の詳細情報が送られてくる際、すべての部屋の間取り、他の部屋の申込情報など情報をオープンに開示してくれた点
賃貸契約でボッタクられる最大の理由は借り手と貸しての情報の非対称性です。借り手側に知識があればボッタクリも減ると思います。まだまだ多くの人が仲介業者の言われるがままに仲介手数料を1.1カ月分、市販の消毒スプレーをシュシュっとするだけの数万円もする消毒費用、24時間安心サポート料などというちょっと交渉すればなくせるかもしれない項目に自分の大切なお金を払ってしまうのです。
対抗手段はただ1つ。自分が知識をつけて相手と対等に近い関係で話ができるようになることです。 - 賃貸管理会社のシステムと連携していて、物件の最新の申込情報をリアルタイムで確認できる。
SUUMOを見ただけでは物件の申込状況まではわかりません。そもそもSUUMOなどのサイトでもこの情報は提供するべきだと思います。うっかりすでに申し込みの入っている物件やおとり物件の詳細を問い合わせようものなら、やたら来店を勧められたり、他の家賃のちょっと高い家や不人気の物件を紹介されかねません。
その点、オヘヤゴーは物件の申込状況がリアルタイムで分かり、申込みの2番手になってしまったり、面倒な空室確認作業だったりをする必要がなくなります。 - メッセージのやり取りが丁寧
前提として、僕たちも丁寧にメッセージを送らなくてはなりませんよ!
ポンッと、詳細を知りたい物件のURLを送ってもとても丁寧に対応をしてくれました。 - メッセージの返信が早い
人気の物件はすぐに申し込みが入ってしまいます。メッセージの返信を待っている間に自分が見つけてきた良さげな物件が他の人に申し込まれてしまったら残念ですよね。人気物件は数秒の差で申し込みが入ってしまうかもしれません。
オヘヤゴーはメッセージの返信を結構早くしてくれます(個人比)
申込みのやり取りもサクサクできて、ストレスが少なかったです。 - こまめに進捗を連絡してくれる
入居審査の進行状況や自分が何番手で申し込みができたかなどの情報は気になってソワソワしますよね(自分だけ?)
大丈夫です。オヘヤゴーは入居審査の進行状況などを逐一報告してくれました。特に、入居審査の進行状況は気になって毎日LINEをチェックしていました。ちょうど気になっているときにオヘヤゴーから進捗を伝えられ、精神的に安心できました。
ここが惜しい! オヘヤゴーの改善してほしいところ
- 東京23区以外の物件の内見には対応していない
オヘヤゴーのサービス開始日から約2年以上がたっています。まだまだ利用者が少なく、人員の投入数が少ないのが要因の1つかもしれません。今後に期待です。 - SUUMOに掲載がある物件でもオヘヤゴーのページでは掲載されていない物件がある
理由はわかりません。しかし、SUUMOのURLをLINEで送っても対応してくれるので問題はありません。物件の申込情報を知りたいので、ぜひ多くの物件に対応していただきたいです。今後に期待。
知っておきたい不動産用語など
借り手(入居者)と貸し手(不動産仲介業者)の情報の非対称性が賃貸契約でボッタクられる最大の理由です。以下の用語をしっかり理解し、知識武装をしていきましょう。
動画で理解したい!という方は、両学長の動画がおすすめです。
REINS(Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)
通称「レインズ」
多くの賃貸物件はレインズというシステムに登録されています。オヘヤゴーはこのレインズに登録されている物件に対応していると思います。レインズに登録されていない物件(特定の不動産しか扱っていない物件)は仲介手数料を安くできない可能性が高いので、価格比較や条件交渉をしやすくするためにはレインズに登録されている物件を選ぶのが良いでしょう。
AD (Advertisement)
ADとはAdvertisementの略、つまり広告料のことです。これは、物件のオーナーが不動産仲介業者に支払うお金のことです。ADとはこの仲介手数料とはまったく別のもので、追加で行う広告に対して支払うお金です。
ADがついた物件を不動産仲介業者が紹介し、成約すると、借り手の私たちからは仲介手数料、オーナーからはAD分のお金がもらえます。
仲介手数料が無料になっている物件の多くは、ADがついているものです。
まちなかにある不動産仲介業者が物件情報を借り手(私たち)に見せる時は、このADが書かれている場所を不動産会社の連絡先情報などの情報で隠す事が多いです。
なぜ不動産仲介業者は隠すのか?それは、ADを知っている借り手にADがあるからという理由で値下げ交渉をされる可能性があるからです。オヘヤゴーやイエー!ではこのADの部分が隠されていおらず、情報がオープンになっています。
仲介手数料は賃料の0.55カ月分まで
知っていましたか?基本的には不動産仲介業者は入居者から賃料の0.55カ月分(消費税を含む)の仲介手数料までしか受け取ることができません。
これは国土交通省が出している「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」(昭和45年建設省告示第1552号)で定められており、宅建業者が宅地建物の売買・交換・貸借の代理・媒介を行って受けることができる報酬の上限額を定めています。(昭和45年建設省告示第1552号)
第四 貸借の媒介に関する報酬の額
宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の額(当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。)の合計額は、当該宅地又は建物の借賃(当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものである場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。)の一月分の一・一倍に相当する金額以内とする。この場合において、居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たつて当該依頼者の承諾を得ている場 合を除き、借賃の一月分の〇・五五倍に相当する金額以内とする。
要約すると次のようになります。
- 仲介業者が建物の貸借の仲介に関して借り主、貸主の双方から受けることのできる報酬の合計額は、建物の賃料1.1カ月分に相当する金額以内とすること
- 仲介業者が居住の用に供する建物の賃貸借の仲介に関して依頼者の一方から受けることのできる報酬の額は、依頼者の承諾を得ている場合を除き、賃料の0.55カ月分に相当する金額以内とすること
2の依頼者の承諾を得ている場合を除きというのがポイントです。
「仲介手数料は賃料の1カ月分です」などと申込書や申請書にかかれているかを確認してみると良いかもしれません。借り手が承諾していれば、仲介業者は1.1カ月分の仲介手数料を取ることができます。
逆に、借り手が承諾していなければ仲介業者は1.1カ月分の仲介手数料を取ってはいけません。
2020年1月14日の裁判では賃貸住宅を借りる際に家賃1カ月分の仲介手数料を支払った男性が「原則は半月分だ」として、仲介業の東急リバブルに差額分の返還を求めた訴訟で、東京高裁(大段亨裁判長)は請求を認めた東京地裁判決を支持する判決を言い渡し、東急リバブルの敗訴が確定しました。
時期、業者や交渉方法によっては「仲介手数料を0.55カ月分にできませんか?」と聞いてみると仲介手数料を0.55カ月分にしてくれるかもしれません(残念ながら可能性は低いですが…その場合は別の仲介業者を探してみましょう。どうせみんなREINSを使っているんですから)
お友達紹介コード
この記事を読んで、ぼったくりを回避できそうと思ったときでいいので、よかったら以下の紹介コードを使ってください。
7CE201
最後に
僕は何もすべての不動産仲介業者がぼったくりだと言いたいわけではありません。
成果主義、売ってなんぼの世界では、本人はイヤでもぼったくりやぼったくりに近いことをせざるを得ないこともあると思います(もちろん借り手の無知につけ込んでガッツリぼったくる業者もいるでしょう)
賃貸の物件はたくさんあります。顧客思いの、良い不動産仲介業者を見つけ、そこで契約しましょう。
借り手が知識をつけ、良い不動産仲介社を利用するようになれば自然とぼったくり業者は消えていくのではないでしょうか。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
おまけ
鍵を受け取る時、成約のお礼としてフラワーギフト、ビックカメラのポイントアップクーポンとKEYUCAのクーポンをいただきました。こういう些細な気づかいが、いいサービスを作っていくんだなと思いました。