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就活や転職、昇進のために基準以上のTOEICの点数が必要になっていますか?でも、その基準を満たしていない。
本記事はそんな方の助けになるかもしれません。
僕は2019年7月28日開催の第242回TOEIC 公開テストで念願の860点をとることができました。
これはTOEICを開催しているETSがTOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表で最高レベルのA(Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる)と評価するレベルです。
TOEICの教材は非常にたくさんあり、どれを買えばいいか迷う方も多いかと思います。
質の悪い教材や目的に沿っていない教材を買って勉強すると点数が上がるどころか、下がってしまう可能性もあります。
本記事を読めば、TOEICで860点を取るために必要な教材のすべてが分かります。
まとめ
TOEICで860点を取るために必要な教材は以下です。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編
- 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 5
対象レベル
対象の読者はTOEICの点数が600点~700点前後の人を想定しています。
しかしながら、ここで紹介する勉強方法や教材は、レベルに関わらずおすすめできるものです。
今は対象レベルではない人もぜひ参考にしてみてください。
勉強するにあたって重視したこと
僕は860点をとるにあたって以下のことを重視して勉強しました。
- 徹底した時間管理
- 1回あたりの学習時間を1時間程度にし、毎日継続して勉強すること
- 学習するときはマークシートを使って、常に本番を意識する
TOEICは時間管理がすべてと言っていいほど時間にシビアな試験です。
730点を超えたあたりからTOEICは英語の試験というよりはむしろ、TOEICという名のTOEICの試験になります。
この点数のあたりから英語の勉強というより、TOEICという試験そのものへの対策が必要です。
何事も継続が重要です。休日にまとめて数時間やるのではなく、毎日1時間で良いです。継続が大事なのです。
参考書の問題を解くときは、常に試験本番を意識しましょう。
そのために、マークシートをたくさん印刷して、参考書の問題を解くときにはこのマークシートを使うのがオススメです。
TOEICは全部で100問の試験です。ちりも積もればなんとやら。マークシートの塗り時間を早めていく意識もしましょう。
スケジュール
学習期間は約4か月でした。
コチラのページで現在のTOEICのスコアから目標点数までの学習時間の目安が示されていますので、ぜひご覧ください。
あくまで目安ですので、ご自身がいつまでにどれくらいの点数が必要なのかを確認し、スケジュールを立てましょう。
僕は勉強をするにあたって、常に目標点とスケジュールを意識するためにスケジュールシートを作りました。
スプレッドシートやエクセルで簡単に作れますので、余力のある方はぜひ作ってみてください。
時間配分
TOEICで高得点をとるためには、時間配分がとても重要です。
高得点を狙うためには最後まで問題を解きたいです。そのためには普段の学習から解答にかかった時間を意識しましょう。
以下にパートごとの時間配分を記します。これはあくまで目安ですので、英語力やご自身のリーディングスピードに合わせて各自で調節してください。
- Part5 – 10分
- Part6 – 10分
- Part7 シングルパッセージ – 25分
- Part7 ダブルパッセージ – 10分
- Part7 トリプルパッセージ – 20分
これは学習を重ねていく中で出た僕なりの最適な時間配分です。
人によってはPart6にもっと時間がかかったり、Part5がもっと短い時間でできたりするかもしれません。そのあたりの調整は学習を重ねていく中で自分に最適な時間配分を見つけていきましょう。
1. TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC単語学習テキストの定番中の定番、通称金フレ。
単語の学習はこれ1冊で十分です。1日最低100個の単語を繰り返し繰り返し反復して覚えましょう。
abceedというアプリに金のフレーズの音声をダウンロードし、次の方法で勉強します。
- 音声を聴く
- その音声を声に出して読み上げる
上記の勉強方法を繰り返し「耳」でインプットし、「口」でアウトプットすることを意識して単語を覚えました。
発音できない単語は覚えにくいです。しっかりと声に出して覚えることを意識しましょう。
2. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
文法問題の教材です。教材のタイトル通り約1000問の文法問題とその解説が載っています。
この1冊を仕上げればPart5で8割から9割は得点できると思います。
3. TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問
こちらの教材はPart5, 6, 7のリーディング学習がこの1冊で行える素晴らしい教材です。
リーディングパートが10回分収録されており、僕は特にPart6, 7の学習にこの教材を使用しました。
解答に制限時間を設けて、マークシートに解答しましょう。
4. 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編
こちらはリスニングの教材です。この教材はリスニングパートの各パートから数問抽出して1つのセクションとした問題が20回分収録されています。
「毎日45分のリスニングパート学習は時間的にも体力的にもキツイ」と思っていた僕には最適な教材でした。
1セクション解き終わった後に、聴き取り具合が怪しい部分を何度も聴き直します。
これにより、どのような音を聴き取るのが苦手なのかを明らかにしました。
5. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
最後はやはり公式問題集です。
試験1か月前からは毎週末にリスニングパートとリーディングパートを通しで模擬試験を行い、現時点の実力の確認と時間配分の確認を行いました。
本番の点数と模擬試験の点数はおおよそ同じ点数になるので、模擬試験のときも本番のように真剣に臨みましょう。
まとめ
今回はTOEICで860点を取るために必要な教材と勉強方法を解説しました。
勉強方法で大切なことは以下のことでした。
- 徹底した時間管理
- 1回あたりの学習時間を1時間程度にし、毎日継続して勉強すること
- 学習するときはマークシートを使って、常に本番を意識する
また、おすすめの教材は次の5つでした。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問
- 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編
- 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 5
TOEICはなんといっても時間配分と速読力が重要です。
そのためには英単語の定着と本番に近い練習をこなすことが大事です。
また、「継続は力なり」の通りで、毎日少しの時間でも継続して学習することが目標達成につながります。
この記事を読んだあなたがやるべきことは次のことです。
- TOEICの得点を上げる目的を確認する
- いつまでに①を達成するかを決める
- 試験に申し込む(可能なら)
- 教材を購入する
- 勉強計画を立てる
- 勉強を始める
これを読んでくださった方が目標点数を達成することを心から願っています。