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航空機の機材故障や到着遅延などによって公共交通機関の最終便時刻を過ぎてしまい、空港から自宅などの目的地へ移動できなくなってしまった人
飛行機といえば、悪天候や機材故障によって遅延や欠航がつきものです。
遅延や欠航の影響でタクシーを利用して空港から目的地へ移動した場合には、公共交通機関を利用したときと比べて高額な料金がかかることがほとんどです。
この記事では、そんなANA側の事由で飛行機の到着が遅延し、終電に乗れなくなってタクシーで帰宅したときの、タクシー代の精算方法を説明します。
- 飛行機の到着が遅れて、終電に乗り遅れてしまいタクシーで帰宅した時のタクシー代の精算方法
- 補償が受けられる条件
- 精算の手順
精算することになった経緯
2024年2月8日から2月11日まで、さっぽろ雪まつりをはじめとして、網走監獄や砕氷船、流氷ウォークを目的地として北海道旅行に行ってきました。
そんな楽しい旅行の帰り道は、新千歳空港発、羽田空港行きの飛行機でした。
しかし、空港で搭乗開始手続きが開始するのを待ち続けても、いっこうに手続きが始まる気配がなく、さらには、4度も出発時刻が変更になるなど、不穏な空気が漂っていました。
30分遅れが1時間遅れに、そして最終的にはなんと1時間54分も遅れて出発しました。
精算の手順
精算のために準備するものは次の5つのものです。
3の立替費用精算書と4の宛名シートは、コンビニやご自宅でプリントアウトしてください。
宛名シートは料金受取人払郵便なので、切手代などの送料負担はありません。
封筒の中に次の3点を入れます。
- 搭乗を証明する各種証票(搭乗券や保安検査証など)
- 立替費用精算書
- 支払ったタクシー代の領収書(コピー不可)
封筒を投函したら精算のためにやるべきことは完了です。
2024年3月9日現在、多数の便で遅延・欠航が発生しているため、振り込みに1か月程度かかっているようです。振り込まれるまで待ちましょう。
1か月以上経っても振り込みがなかったためANAに問い合わせたところ、精算手続きが多く発生していた、振り込みに時間がかかっているとのことでした。
封筒を2月12日投函して、4月22日に補償金が振り込まれました。
補償が受けられる条件
機材故障や機材変更などANAの事由の場合のみ、費用を補償してもらえます。悪天候などANAの事由以外による欠航・遅延の場合は費用負担できません。
補償してもらえる交通費の上限は15,000円です。
まとめ
この記事ではANA航空機の機材故障や到着遅延などによって公共交通機関の最終便時刻を過ぎてしまい、空港から自宅などの目的地へ移動できなくなってしまったときに、その交通費を精算してもらう方法を紹介しました。
精算方法をまとめると次の通りです。
- 精算に必要なものを準備する
- 立替費用精算書を記入する
- 宛名シートを印刷する
- 封筒に送付物を封入する
- 封筒を投函する
封筒は予約便出発予定日(欠航・遅延発生日)から30日以内に投函することに注意してください。