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はじめに
やっはろー。まっちゃです。
スマホで手軽にきれいな写真が撮れるこの時代になぜあえてミラーレス一眼カメラを買うのか。
人によって様々な理由があると思いますが、とても個人的ですが僕の場合はこうです。
- 母親から借りたミラーレス一眼カメラCanon EOS M100で写真を撮っているうちに、iPhoneで撮れる写真との違いを感じ、自分のカメラがほしいと思った
- 瀬戸弘司さんの影響で常々カメラには興味があった
- 友人の間でカメラが流行っている
はじめから良いカメラを買ってももちろん良いのですが、やはり買うからにいいものが欲しくなってしまう。しかも自分が気に入るデザインのボディがなかなかないのです。
買おうかと悩んでいたカメラはSIGMA FP Lです。しかしながらボディのみで約30万円。初めてのカメラにするにはいささか高額ですので、ステップアップしたときに買おうと思います。
僕は何かを買うときは機能性よりデザインを優先します。
デザインがシンプルで無駄な装飾がない。そんでもって気軽に持ち運びたくなるコンパクトさ。そんなカメラを探していました。
そこで見つけたのが、キヤノンのEOS M。発売から10年以上経過していて中古価格も落ち着いています。
カメラに限りませんが、手段と目的を履き違えないのが大事です。何(なに)で撮るのかではなく、何(なに)を撮るのかが大事なのです。
なぜ今EOS Mなのか
EOS M以外にもコンパクトでシンプルなミラーレス一眼カメラはたくさんあります。
しかしながら、これは個人的な理由ですが、母親から借りていたEOS M100でCanonカメラの操作に慣れているというのと、自分で購入したEF-Mマウントのマクロレンズを持っていてそれを使いたいからです。
そしてもう一つの理由(というかこれが最大の理由)がMagic Lantern(以下ML)です。MLはCanonの一眼レフカメラで動作するファームウェア拡張ソフトです。
MLを使うと何ができるかというと…くわしくはGIGAZINEの記事にゆずるとして、僕の場合は、動画のRaw撮影というものをやってみたいと思ったわけです。
まだ詳しいことはあまりわからないのですが、簡単に言うと、静止画で言うRaw現像が動画でもできるようになるというわけです。
Raw動画撮影がEOS Mのようなコンパクトで安価なカメラで実現できることはすごいことらしいです。
EOS Mの魅力
EOS Mの魅力は大きく分けて3つあると思います。
- ボディ
- アダプターを使えばEF-Mレンズ以外も使える
- 価格
ボディの大きさは約108.6(幅)×66.5(高さ)×32.3(奥行)mm、重さは約262g(本体のみ、レンズキャップ除く)とミラーレス一眼の中ではかなりコンパクトで軽量な部類なのではないでしょうか。
僕のようなライトユーザーは重たいとそれだけで持ち運ぶ気が失せてしまったり、カメラの使用頻度が減ってしまったりしてカメラがお蔵入りしてしまうのがオチだと思うのです。よって軽さとコンパクトさは正義。
マウントアダプターを使えばEOS MでもEFマウントレンズが使えるようになります。
EOS Mで使えるEF-Mマウントのレンズの種類はEFマウントレンズの数より少ないですが、このマウントアダプターを使えばレンズの選択肢が大幅に増加します。
EOS Mの発売日は2012年9月です。もう10年以上も前の機種なのです。
僕がAmazonで購入した時はEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMレンズ付きで24,900円で購入できました。
2012年の発売当時はEF-M18-55 IS STM レンズキットが84,800円だったので発売当時の3分の1程度の価格で購入できたことになります。
使用前の準備
中古のカメラということもあるので、いろいろと使用前の準備をしようと思います。というわけで使用前にした準備は以下の通りです。
- ボディーのクリーニング
- 液晶保護フィルム貼り
- レンズフィルターの装着
- センサーのクリーニング
Amazonの紹介ページでは状態が「良い」と記載されていたので、きれいな状態で届くのかと思っていたのですが、全体的にホコリや手垢が残っており、とても状態が良いとは言えないものでした。
一人でキレていました。
というわけで綿棒やクリーニングクロスを使ってボディーをきれいにしていきます。
特にホットシューと正面のロゴ部分の汚れはひどかったですね。
ホットシュー部分は分解してクエン酸水をつかったりしてクリーニングしました。また、ロゴ部分はアルコールと綿棒で地道にきれいにしました。
念の為液晶ディスプレイに保護フィルムを貼ります。古い製品なので選択肢はあまり(というかほとんど)ないです。
付属のEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMレンズにレンズフィルターを装着します。
SDカードは基本何でも良いと思いますが、Raw動画を撮影したい場合は推奨されているSDカードを購入しましょう。
僕はSanDiskのExtream Proを買いました。(下の画像のSDカードとは別に買い増しました)
これでもまだ書き込み速度が不足していそう。もっと速いものが欲しいです。
若干センサー部分が汚れているように見えたので、センサーもクリーニングツールできれいにします。
液晶ディスプレイが経年劣化(おそらく)で黄ばみ、尿液晶と化しています。
交換用ディスプレイをAliexpressで注文して到着待ちです。交換の様子も記事にする予定です。
お楽しみに
外観・付属品
エントリーモデルということもあって、難しそうなボタン類はなく、必要最低限の機能が搭載されている感じです。
付属品は以下の通りでした。
- ボディ
- EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
- 充電器
- バッテリー
- ストラップ
- 使用説明書CD-ROM
見た目重視でレンズフードも買って装着してみました。それと、ストラップはAmazonで見つけたシンプルなものに交換。
レンズフードを装着
フードがあると一気に…なんというかカメラ感が増してかっこいいですよね。
性能・機能
詳しい仕様などはCanon公式サイトをご覧ください。
操作性・使い勝手
ボディー重量が約300g、レンズが約200gで合わせて約500gと、ミラーレス一眼レフカメラの中ではかなり軽量な部類だと思います。
お出かけの際に気軽に持ち出して写真を撮る、そんなスタイルには大変マッチしているかと思います。
しかしながら、本体にはグリップ部分がなかったりボディーがコンパクトだったりするため、少し持ちにくいといった印象もあります。
自分の手がでかいというのもありますが
はじめからでかくて重たいカメラを購入して、全く使わなくなるよりはよっぽど良いかとは思います。
画質・撮影例
画質のレビューは正直難しいですが、以前使っていたEOS M100よりは若干画面の粗さが気になる感じです。といっても、レンズも条件も違いますので一概にEOS Mが劣っているとも言えないです。
そもそも写真ってカメラそのものの性能というより構図や光の量の調整、撮り方のほうが重要なんじゃあないでしょうか?そんな気がします。
今後はこのEOS Mを使いこなして、良い写真を撮れるように頑張っていきたいと思います。
まとめ
中古の(しかも10年前の機種)ミラーレスカメラでも十分に使えることがわかりました。
これからカメラデビューをしようとしている方は、はじめから高いカメラを買うのではなく、型落ちや中古のカメラの中から初めての一台を探してみてもいいんじゃあないでしょうか?