お金関連の資格試験の受験料が続々値上げ。何が値上げされた?

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まっちゃです。最近は何かと値上げが続き、家計が圧迫されている人もいるのではないでしょうか。値上げといえば、各種資格試験の受験料も次々と値上げされています。TOEICや情報処理技術者試験も受験料の値上げが行われました。

今回はそんな、受験料の値上げが行われた資格試験とその値上げの対策方法(一部)をご紹介します。

一種外務員試験の受験料13,860円は合格しなければ、という使命感を駆り立てられました。

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

まずはお金の試験の代表格FP技能検定です。FP技能検定は2022年9月試験から以下のように受験手数料が変更になります。

値上げ前値上げ後値上げ額値上げ率(小数点以下四捨五入)
1級20,000円20,000円0円0%
2級8,700円11,700円3,000円34%
3級6,000円8,000円2,000円33%
出典:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 https://www.jafp.or.jp/exam/outline/files/exam_commission.pdf

* 学科と実技を合算したもの(すべて国家資格のため非課税)

2級と3級に関してはなんと、およそ34%もの値上げが行われます。値上げの案内からは値上げの理由はわかりませんが、おそらく感染症対策のための経費増加や運営の人件費などが原因として考えられます。

対策

FP2級や3級レベルであれば、テキストとFP2級(3級)ドットコムで十分に合格を狙えます。スクールに通うことや高額な教材を買うのをやめて、受験料の値上げを受容しましょう。

thumbnail 【FP2級】たった2つの教材でFP2級に合格する勉強方法(2024年4月最新版)

外務員資格試験

次は外務員資格試験です。金融機関などで株式や債権などの有価証券を販売・勧誘する際に必要となる資格です。

受験料改定は2022年4月1日から行われます。僕が試験を受けたのも改定後の価格でした。

試験の種類値上げ前値上げ後値上げ額値上げ率(小数点以下四捨五入)
一種外務員資格試験10,323円13,860円3,537円34%
二種外務員資格試験10,323円13,860円3,537円34%
出典:プロメトリック http://pf.prometric-jp.com/news/news_detail.asp?news_no=6082

* いずれも税込み

外務員資格試験も、FPとほぼ同じくらいの割合(約34%)の受験料の値上げが行われています。

対策

外務員試験もFP試験と同様に、そこまで難易度の高い試験ではないので、質の高いテキストと過去問を購入し、それだけで合格を目指しましょう。

独学3か月で一種外務員試験に合格する勉強法

宅地建物取引士資格試験

3つ目は宅地建物取引士資格試験、通称宅建です。宅建も例にもれず受験料の値上げが行われました。

値上げ前値上げ後値上げ額値上げ率(小数点以下四捨五入)
宅地建物取引士資格試験7,000円8,200円1,200円17%
出典:住宅新報web https://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000050380

* いずれも非課税

およそ17%の値上げです。値上げの理由には会場代やそれに伴うコスト増があるようです。

対策

こちらも高額なスクールや教材を購入するのではなく、定番のテキストと宅建試験ドットコムで合格を目指せば、かなりコスパよく資格を取得できます。

証券アナリスト

最後は証券アナリストです。証券アナリストの受験料は前の3つに比べれば少額ではありますが、値上げされています。

証券アナリスト (CMA) 第1次試験

試験科目値上げ前値上げ後値上げ率(小数点以下四捨五入)
科目I6,300円6,400円2%
科目II3,200円3,300円3%
科目III3,200円3,300円3%
出典:日本証券アナリスト協会 https://www.saa.or.jp/cma_program/pdf/kakaku_211029.pdf

証券アナリスト (CMA) 第2次試験

値上げ前値上げ後値上げ率(小数点以下四捨五入)
8,400円15,000円79%
出典:日本証券アナリスト協会 https://www.saa.or.jp/cma_program/pdf/kakaku_211029.pdf

* いずれも税込み

第1次試験の値上げ率は比較的小さいですが、第2次試験の値上げ率が80%近い値上げをしており、これは受験意欲にも影響を及ぼしそうです。

資料によると、受験料値上げの背景には試験会場借用料、監督者にかかる人件費などがあげられています。

第2次試験の大幅な値上げの理由にはその形式が記述式であることが一番の要因でしょう。答案の採点作業にかかる人件費がかさみ、それが受験料に反映された形になっています。

まとめ

今回の受験料値上げのまとめです。基本的にどの試験も値上げが行われており、私たち受験者はよりコスパよく学習し、試験に合格することが必要なのではないでしょうか。高額なスクールなどを頼らずとも独学で合格できる試験がほとんどです。頑張っていきましょう。

試験名値上げ額値上げ率
FP1級0円0%
FP2級3,000円34%
FP3級2,000円33%
一種外務員資格試験3,537円34%
二種外務員資格試験3,537円34%
宅地建物取引士資格試験1,200円17%
証券アナリスト 科目I6,400円2%
証券アナリスト 科目II3,300円3%
証券アナリスト 科目III3,300円3%
証券アナリスト (CMA) 第2次試験15,000円79%

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